めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

印象派への旅ー海運王の夢 バレル・コレクション

印象派への旅ー海運王の夢 バレル・コレクション(会期:2019年8月7日~10月20日)@静岡市美術館

初めての静岡市美術館。でもまあ、「門外不出」というからには行かねば、ということで行ってきました。青春18利用で日帰り、片道ローカル3時間、値段的には名古屋~大阪と名古屋~静岡って変わらないんですよねえ・・・。

さて、なんで門外不出かというと、このコレクションを収集した、海運王のウイリアム・バレルさん。グラスゴーにコレクションを寄贈するときの条件が「1:大気汚染の影響が少ない郊外に作品を置くこと」「2:イギリスから持ち出し不可」ということだったそうで、今まで国外に出たことがなかったんだとか。それがなんで今回出てきたのかはよくわからないのですが、バレル・コレクションが納められている美術館が改装中とのことで、改装費用を稼ぐため(よくある)なんでしょうかね。改装に伴い奇跡的に実現したとのことですが、どういうトリックを使って国外持ち出しを可能にしたのか気になります・・・。そしてこれらのコレクションはほんの一部な用なので、一度グラスゴーで直接見てみたいなあ・・・と思います。

そういえば、コレクション展は「この人は何を思ってこの絵を手に入れたんだろう?」と、ぼーっと考えながら見るのですが、この人はそんなに暗い絵が多くないから(とはいえ静物画はちょっと暗いけど)、幸せな一生だったのかなーと思いました。海の絵とか、港の絵とか、天候によっては暗いものもあるけど、どよーんとしたものばかりじゃなかったので。個人的にはマネのシャンパングラスのバラがよかったなあ・・・。

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