王朝の恋 描かれた伊勢物語
出光美術館にて。
2008年1月9日(水)〜2月17日(日)まで。
ここには酒井泡一の八ツ橋屏風図があります。
この屏風かなり好きなのですが、
今回もまた会えました。
やっぱりいいよなぁ。
出光美術館はしっとりと落ち着いていて好きです。
風神雷神とか、いい企画モノやるんですよね。
あとはオスロのムンク美術館との契約か何かで
毎年ムンクの絵を3枚ずつ貸出してもらって展示しています。
前回行ったときにはちょっとした空きスペースに展示されていましたが
今回はちゃんと専用に展示室ができていて
出光美術館が収蔵しているルオーの受難シリーズの一部が
展示されていました。
専用展示室ができて落ち着いてみることができたのでよかったです。
さてさて伊勢物語。
古典の時間に伊勢物語やってほしかったなぁと思いました。
和歌も学べるし、物語として面白そうなのに。
教養として身につけておきたいです。
せめて場面の題を言われたらどういう物語か言えるくらい。
そういえば今回の展示はお題がお題だっただけに
どちらかといえば年配の方が多かったのですが
「やっぱり農作業とかないから男は女を思い、恋するのよね」
というようなことをおばあ様がおっしゃっていました。
確かに・・・・・。
ちょっと難点と言えば、キャプションが縦書きなので
進行方向と逆になってしまう展示が多かったのがちょっと残念です。
でも優美な世界でした。