めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

ダーウィン展

国立科学博物館にて。6月22日まで。
公式HPはこちら(次は大阪順会予定の模様)。


縁あって招待券が手元に来たのですが、行ってよかったです!!
科博は学生料金がないことが多いので躊躇することもあるのですが
招待券のおかげで音声ガイドも躊躇せず借りてしまいました。
春休み真っただ中ということで、周りは親子連れか学生カップルばかりですが
まぁそれは予想の範囲内ということで一人でがんがん見学。
そういえば前に行った花展とかもそうでしたが、
科博って展示品リストとかないことが多いんですよね。
行った特別展は、チラシ+チケット+ポストカード+展示品リスト
といっしょくたにしてファイル保存している私にはその辺物足りず。


それはさておき特別展の内容ですが、
学生時代から「種の起源」を出版するまでのダーウィンの足跡を
趣向を凝らしてうまく展示していて、こどもも大人も楽しめます。
子どもは化石や骨格標本、剥製、映像などに興味を注げるし
説明文がしっかりしているので大人も興味を持って見られると思います。
さすが上野!と思うことは、上野動物園と連携して
生きているゾウガメとかイグアナの展示があるところですね。


大学時代は親戚に「今日は素晴らしい○○(昆虫の名前)が採取できました」
と手紙に記すくらい昆虫採集マニアだったダーウィン
大学時代の恋人には「あなたはきっと私より昆虫採集に夢中なんでしょう」
と手紙で言われてしまうようなダーウィン
世界一周のために乗った船では船長から人柄を褒められるダーウィン
「妻は最も興味深い観察対象」とか言ってしまうダーウィン
今まで「種の起源」を書いた人くらいの認識しかなかった人物でしたが
人間性がわかるような展示が結構多くて、その辺個人的に楽しめました。


動線と逆行してしまうところとかがあってちょっといらっとはしましたが
子どもがあれだけぎゃーぎゃーいて人も結構いた割には
時間をかけて自分のペースで見られる展示でよかったです。
リンネとダーウィンの分類を説明している最初のセクションは
音声ガイドが必須かと思われるので、
行かれる方はぜひ音声ガイドも借りてみてください。