めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち

 東京都美術館にて、008年8月2日(土)〜12月14日(日)まで。

 雨が降ったりやんだり、しかも降る時はどばっと降る中行ってきました。金曜の夜間開館。雨のお陰で思ったよりも空いていました。都美って夜間開館でも混むんですよねー。しかも前に夜間開館行ったときは、入場制限の仕方も甘かったからおしくらまんじゅう状態でした。今回私が行ったときは特に待つ人もおらず、って感じでしたが、そのあとは待ち時間があったようです。

 フェルメールは牛乳を注ぐ女以来です。それなのに一気に7作品も見られるなんて〜。今回来ていたフェルメールは、マルタとマリアの家のキリスト、ディアナとニンフたち、小路、ワイングラスを持つ娘、リュート調弦する女、ヴァージナルの前に座る若い女、手紙を書く夫人と召使いの7作品です。絵画芸術は作品保護のため出品不可だ総。ちなみにヴァージナルの前に座る若い女はフェルメール唯一のプライベートコレクション(個人蔵)だそうで・・・。私自身がこの7点から1作品選ぶなら、小路だなぁと思います。最初の2点はフェルメールっぽくなかったのが印象的でした。最初に見た牛乳を注ぐ女の印象がやはり強いんでしょうね。

 フェルメール展と銘打ってはいますが、フェルメールの作品は30数点しか現存しておらず、今回も7点のみ。となると、ほかにわんさかその年代周辺の画家さんの作品が展示されているわけですが、今回はなかなか面白かったです。まー美術館マニアといいつつも、ただ足繁く展覧会に通うのみでともかくぼけらーっと現実逃避のために絵を眺めてる私としては、「へえ、こういう派にフェルメールは属してたんだ」って新鮮というかなんというか。特にデルフト派は遠近法とか使ったりするのと、オランダ絵画って結構寓意とか絵に入れたりするので、込められた意味が結構興味深いんですよね。

 今回は、人が多いのがわかりきっていたので音声ガイドは借りませんでした。が、ガイド持っている人をちらっとみたら、音声ガイドと共に配られる紙にペン先?を照らすとガイドが流れるというハイテク機器を用いていました。過去にはBunkamuraでDS使ったり、科博で画像が出てきたりと色々ありましたが、ホント新たな展開なんですけど。借りればよかったかも(苦笑)。でも都美のガイドってあんまりいいもんでもなかったしなー。そんなわけで今回のBGMはこちらでした↓↓

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