めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

リーダーってなんでしょうね。

 最近思います。自分はリーダーには向かないって。私どっちかっていうとマネージャータイプなんですよねぇ。キャプテンには向かない。

 自分自身が色々まとめ役を仰せつかることが多かったりするので、自然とリーダー的な役目を担うことが増えてたりするんですけど、でも違うんです。私はあくまでリーダー補佐なんですよね。集団を引っ張っていくだけのカリスマ性がない。引っ張っていけるだけの明確な、いいビジョンを示すことができない。だから、自分の考えを代弁するようなビジョンを示すようなリーダーが動かすプロジェクトのマネージャーが自分の居場所なのでは?と思います。

 でも、だからといって任された時に投げだすわけにはいかないのです。チームで動く場合、そのプロジェクトに対して色々な関わり方があって、突然リーダー役が降ってくる時も、最初からリーダー役な時も、なあなあでなんとなく自然とそうなっていくときも、ただの下っ端の時も、本当に色々ありますが、どんな時でも投げだしちゃダメなんですよね。

 いっぱいいっぱいになっても、時には中途半端になっても、愚痴っても、泣いても、周りにイライラしても。投げだすことってあまりなかったのが自分自身に対する唯一の誇りかも知れません。自分自身に対して誇れることというよりは、そんな自分でもちゃんと任せてくれた周りがいい人たちばかりだったのかも知れませんね。任せてくれる人がいてくれて、フォローしてもらって、ここまで育ててもらえたこと自体が、幸運なことだったんだろうと思います。

 その中で学んだことは「自分と同じ人なんて絶対にいない」ということ。自分にはできることが他人にはできなかったり、自分にはできないことが他人にはできたり。そういうの、認めないとチームがうまく動かないし、自分自身もやってられない。私ができることがすべての人ができるとは限らない。私のできないことは私以外の人ができることだってある。自分が「こう!!」って思っても周りはそう思ってくれなかったり、自分はこんなに頑張ってるのに、と思っても周りは頑張ってくれなかったり。人生なんてそんなものですよねー。そういうのが、本当に若い時期に、若気の至りといってしまえばそれまでですけど、身をもってわかったことは本当に自分自身にとってプラスだったと思います。ま、今でも「どうして〜?」と思ってしまうことはあるので、自分に対する戒めの文章だったりするわけですが。

 イライラしたり、悔しい思いをしたり、泣いたり、悲しかったり、誰かを傷つけてしまったり、勝手に自分が傷ついたり。それでもうまくいったときの醍醐味は格別だから、「ありがとう」とか「やったね」とか、そういう言葉じゃだけじゃなくて、そのプロジェクトに携わった人たちの笑った顔って格別だから。リーダーだったりまとめ役をやっていないと味わえない感動があるから。任されるとついつい引き受けちゃうんだよなぁ。でも、私はリーダー向きじゃない(←ここはしっかり主張)