めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

ほんの少しで変わるなら

 昨日異動報告をいくつかだしたのですが、実は結構上の先生にも思いがけずMLが回っており、丁寧な返信をいただいてしまいました。。。。おおう。。。。想定外だぜ。。。。先生にははがきで出す予定だったんだぜ。。。。

 それはともかく、友人との宅飲みで話が出たのですが、「博士は使えない」とかいわれることの、ほんの少しのことって、こういうところだったのかな、と思いました。民間の方ならもしかしたら普通に異動報告とか転勤報告するんでしょうからね。こういう1枚50円のハガキで、数分の手間で、周りの印象が変わるなら、悩んだけれどやっぱりやっておいた方がいいんだなと思いました。あ、もちろんその先生には「実は先生にメールが届くとは思わず、はがき出そうと思って作成中なのでしばしお待ちください。メールという略式報告で失礼しました。」と打っておきました。。。。びっくりだよ、もう。

 色々な人を見てきて、意図的に自分の意見を打ち出すことでバッシングを利用しつつ話題になることを選ぶ人もいます。特に男女共同参画とか女性支援とかは。でも、私はバッシングという重圧に耐えられないから女であることを鼻に掛けず、女であることに劣等感を抱かず「私」という個人の存在で、勝負したいなと思います。博士も同じ。「俺は博士様だぜい」と威張る前に、博士だからとかそういう土俵で勝負するのではなく、個人で勝負することを選ぶのなら、こうやってある程度の礼儀ははたしておかないと印象が違うんだろうなあと思いました。ま、博士の場合は逆に、やらない人が多いから、やることで自分の印象は確実によくなるんだろうなあ。まあ、印象の良しあしのためにこういうことしてるわけじゃなくて、どちらかというと、やっぱり前職場でしつけられた礼儀っていうのが大きいんですけど。あとは前の職場のできる人しか異動報告を出していないんですよね。、「ちょっとこの人は・・・」と思う人は異動報告はなかったので、できない部類に分類されたくないからだすということもありますけどね(苦笑)。やっぱりそういうしつけの積み重ねは、うちのラボならではだったんだなと思います。感謝。

 それでも自分の印象がほんの少しで変わるなら、ほんの少しでよくなるなら、ほんの少しで印象付けることができるなら、それが自分のほんの少しの努力で済むならば、その労力は割こうと思う今日この頃。