めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

女性であること

 元々、昨年度まで2年間関わってきた事業のこともあり、「女性」であることはここのところ色々と意識する機会はあったのですが、最近やたら「女性」であることを意識させられる発言を上司からされるので、色々と考えさせられることが多いです。あ、悪い意味ではなくいい意味で「女性」であることに期待しているらしいので、その辺はセクハラとかではないかと思います。

 ありがたいことなのですが、前もちらっと書いたのですが、私個人としては、なるべく「女性」であることを感じさせないでこの世の中を生きていきたいと思っています。「女性」であることを意識される前に、「私個人」というもっと本質的な部分を意識してもらいたい。

 「女性」であることに関して、メリットもデメリットもあると思います。「働き続ける」ということに関して、何よりも男性に比べてマイノリティであるがために、世の中ではデメリットがよく言われていますが、マイノリティであるが故のメリットというものも存在すると私自身は感じています。

 それは「存在を覚えてもらえること」です。

 これに関して、圧倒的大多数の男性の中で男性個人が存在を認識してもらうよりも、女性の方が数が少ないが故に、存在を認識してもらえることが多いんですよね。伝わるかなーこの言い回しで。。。。

 黒っぽい集団の中に色があれば、まずそれだけで目立ちます。そこに、「この人はできる」「この人の話は面白い」という+αが加われば、さらに記憶に残ります。さらに、「洋服のセンスがいい」とか「美人」とかいう、外面的な+αがあればさらにさらに記憶に残ります。

 このあたりは「思い切り利用する人」と「そういう『女性性』を利用することを極端に嫌う人」と結構2パターンに分かれる気がしますが、利用するでもなく、嫌うわけでもなく、あくまで中道で相手に不快感を与えない程度の外見で、にこやかに朗らかに接することで、仕事のできるできないで、人間的な良しあしで、色々な人に記憶に残したい、というのが私が取りたい戦略です。

 結局、「女性」であることをあからさまに利用しても、同じ女性から恨まれるし、男性陣からも「あの人は女を売りにするから」と陰で言われることになると思うんですよね。で、女性であることを嫌っていても、「あの人女捨ててるよねー」という陰口は必ず出ると思います。まあ、私自身が女を売りにするほど色気ムンムンでもないし*1、女捨てるほど人生捨ててないし、そんなどうでもいいことで誰かから陰口叩かれるなんてまっぴらごめんだし、という色々な問題を考慮しての結果ですが。

 まあ、色々な方の記憶に残れるように、様々な方法でアプローチしていますが、それが「あの人、女性だし目立つ」という「女性」ってくくりが先行する評価ではなく、「ikura_chanさんじゃ、覚えてもらえるよ」という「私個人」の部分が先行する評価が頂けるような人間になりたいです。

 なんとなく、まとまりませんが、私は私自身で世の中勝負していきたい。「女性」であることはなるべく意識しないで、仕事の質で勝負していきたい。そこで評価されるときに、「やっぱり女性に向いてる」とか言われるんじゃなくて、「やっぱりikura_chanさんに向いてるんだ」といわれる人間になりたい。最近、切に思います。

*1:つまりは利用したくても(!?)できない(苦笑)