めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

手筭治虫展〜未来へのメッセージ〜

 江戸東京博物館にて。

 基本的に、江戸博の展示には辛口なのですが、今回はよかったと思います。相変わらず動線を無視した展示が結構あって、人がいたるところでたまっていましたが。。。

 迷った挙句、音声ガイドはかりませんでした。江戸博は2回借りて2回ともお金を出したことに後悔しているくらい、音声ガイドと私の相性が悪いので。手塚眞さんの音声だったので結構迷いましたけどね。

 幼少時からデビュー前後、晩年、そしてこれから公開されるアストロボーイまで、本当にたくさんの原画やセル画が展示してあって、見ごたえがありました。60歳で亡くなった手塚治虫さんですが、その若すぎる死から考えられないほどの作品があるんですよね。私が読んだのはブッダブラックジャックが途中まで、なのですが、ブラックジャックはコンプリートさせたいです。あとは火の鳥リボンの騎士ジャングル大帝がほしいかなあ。っていうかどうせだったら全部・・・。

 アトムの曲を聞くと、まだ純粋に大学生活を夢見ていた入学したての若い自分が思い出されて、懐かしくもあり、くすぐったくもあります。なぜかというと、学部の部活は、新入生は新歓コンパで一芸または一曲歌う、というノルマが課されていたのですが、私が選んだのは鉄腕アトム。しかも3番まででした。1番のみうたって「おお」という声が聞けたのですが、2番まで歌って笑いが、3番まで歌って笑いが漏れたのは懐かしい思い出です。誰も、3番まで歌うなんて思っていませんからねえ(笑)。

 この展示を見たあとは、そんなアトムを歌わせた先輩宅にお邪魔しました。1歳のお子さんがいるので、ショップで鉄腕アトムの絵本を買って持って行きました。理解できたかはまあ置いておいて、親子ともども満足していただけたよう。アトムが大好きな幼馴染にも、子ども用にもう1冊お買い上げ。それを見て歓声を上げたのは・・・・わが母でした(苦笑)。可愛らしい絵本なので、シリーズ全作プレゼントっていうのもいいかも知れません。

4777106071あいさつ (tezuka moderno 0歳からの絵本シリーズ) (tezuka moderno 0歳からの絵本シリーズ)
ゴマブックス 2007-04-01

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 ところで手塚治虫さんは医学博士の学位を持っているとのことなのですが、どんなお題で学位を申請したのか気になるところです。