めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

中国の一人っ子政策の緩和と帝王切開出産率の推移

積ん読論文フォルダから。

えー・・・・?って思ったんですが、2013年に一人っ子政策を緩和したところ、経産婦が増え(当たり前)、未経産婦が減る(当たり前)ことになった、そして帝王切開出産率も減少した。とのこと。まあトレンドは確かにそうなってるんですが・・・・。そもそも2012年(一人っ子政策緩和前)を基準に相対リスクとるんでいいんですか?2013年に緩和だったら出産って10ヶ月だから、2013年そのものを基準にした方がよいのでは・・・?と思うんですけど・・・・。数字的にもがっくり2014年から減ってるわけじゃないし、一人っ子政策の緩和以外にも医療の発達やガイドラインの変更が影響してる可能性ももちろんあるって書いてあるんだけど、「中国は世界で唯一帝王切開出産率の上昇トレンドを止めることに成功した国」とかアブストでどかーんと言っちゃうほどの数字なのかなあ・・・。

とはいえ、全数調査じゃ内のに300万出産分のデータがあるってもうかないませんね。


Relaxation of the one child policy and trends in caesarean section rates and birth outcomes in China between 2012 and 2016: observational study of nearly seven million health facility births
pubmed.ncbi.nlm.nih.gov