めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

論文

ビタミンD摂取とがん・循環器疾患リスク

昨日のn-3系脂肪酸のトライアルが、ビタミンDも入れたファクトリアルデザインなので同じ対象になります。つまり以下4組のうち、ビタミンD摂取群とビタミンDプラセボ群を比較してます。(逆に言えば昨日のn-3系脂肪酸も、4群でn-3系脂肪酸摂取している2群とn-…

イタリアのオリーブ

対策が遅れて、広がってきてるってお話です。2016年あたりから色々言われてるんだけど、そもそも根絶が難しい上に、樹齢何十年ものオリーブの木を焼くしかなくて、その決断が多分出来ないでいて、結局バッファー部分が後ろに広がってるって・・・。とりあえ…

n-3系脂肪酸と循環器疾患・がんの予防

結論としては主要エンドポイント(循環器疾患全体&浸潤がん)については効果なし、になってるんですが、副次エンドポイントの、トータルの心筋梗塞はリスク下げてるんですよね。PCIも、冠動脈性心疾患もリスク下がってるし、心臓系には効くんでしょうか・・…

アメリカの死因の変化と社会経済的状況

まだPubMedに登録されていない模様・・・。そのジャーナルのアラートでくるものにぱっと飛びつくとこうなるわけですね・・・。今までドンだけ遅れた情報を読んでいたということだろうか。アメリカの死因が、循環器系の疾患がかなり減ってがんが増えてきてい…

イギリスの健康

Global Badon of Diseaseシリーズ。久々です。これを必死で音声でよんでいたのですよ・・・。イギリスでの健康は改善しているものの、恵まれている地域と恵まれない地域で格差が残っているのと、死亡原因の上位は心疾患、肺がん、脳卒中、COPDそして認知症だ…

医師のバーンアウトについてのメタアナリシス

ふーん、バーンアウトのメタアナかあ・・・。と思って読んで見たんですが、まあどうみたってばらつきが大きすぎる。有病率が0-85%って色々おかしいと思う・・・。アブスト読んで約8割の研究が、バージョンは違えどMaslach Burnout Inventoryで評価している…

科学的根拠のない医療のクラウドファンディング

JAMAにのったリサーチレターを知人が紹介していたので、読んで見ました。アメリカ&カナダのクラウドファンディングサイト(最大のクラウドファンディングGoFundMe、医療関連がYouCaring、CrowdRise、FundRazr)で、1)ホメオパシーまたはがんのための自然療…

健康な高齢者に低用量アスピリンはメリットなし

ぼわーっとNEJMのウィークリーメール見てたら、アスピリン3部作でした。しかもどれも有用性が示せなかったという・・・。死亡リスクに至ってみれば、なんとがん死亡を上げていたという・・・。あれ、アスピリンって大腸がんの予防に有用だって話じゃなかった…

妊娠中のベータブロッカー使用

なんかPubMedで出てこないんですけどなんで・・・・?北欧とアメリカ350万人の保険データから、妊娠高血圧だった約3000人を抽出してきて、妊娠初期にベータブロッカーを使った群と使わなかった群で、出生児の奇形発現を比べています。結果、使用群と未使…

太極拳が線維筋痛症によいらしい

慢性疼痛に対しては太極拳のほかにヨガや気功もやられているらしいのですが、今回は太極拳の研究。太極拳って流派とかあったりしないんだろうか・・・・?それはさておき、週1回12週、24週、週2回12週、24週、有酸素運動を週2回24週やる5群に分けて検討して…

軽度認知症進行過程の日米比較

すったもんだのあった、J-ADNIからようやく出た論文。このあたりの研究に詳しくないのでよくわからないけど、進行過程が「きわめて」にているっていえるほどのデータかな・・・とは思います。結構ちがくないか・・・?どちらにしても、研究倫理の関係で取り…

小児期の神経過敏・うつ・不安と青年期の自殺関連行動

カナダの研究。小児期の神経過敏(irritability、攻撃性?衝動性?)、うつ、不安がその後の自殺関連行動にどう影響するか検討した研究。6-12歳までの小児期の感情は、教員が行動質問紙に記入したもので、自殺関連行動(念慮、企図)については、13,15、17歳…

禁煙と体重増加と糖尿病罹患と循環器疾患死亡

禁煙すると体重が増える人がいるので、禁煙期間×体重増加がどのていど糖尿病の罹患や死亡に影響を及ぼすか検討したアメリカの研究。最近禁煙した人(2-6年)体重増加が5kg以内なら、糖尿病の罹患リスクは上がらない。循環器疾患の死亡や全死因での死亡は、…

腹部大動脈瘤検診、死亡率に影響なし

腹部大動脈瘤検診は、死亡率を下げる報告と下げない報告と両方あったみたいなんですが、スウェーデンで大規模コホートやってみましたよ、という研究。しかしこれはコホート研究でいいんだろうか・・・?検診をした地域としていない地域の死亡率を比較してい…

世界各国の死因

まあ例のごとくずらっと数値が並んでいるわけですが、がっつり増えているのはテロとかによるものっていうのがなんだかなあ・・・って思います。あとアルツハイマーとか、パーキンソンとか高齢化に関係ありそうなものもじわじわきている。そしてもうこれ1年近…

世界の非致死的疾患負荷

一人当たりYLDの増加へは、筋骨格・精神疾患・薬物使用・神経疾患・慢性呼吸器疾患の寄与が大きかったとのこと。なんか・・・なあ・・・・。Global, regional, and national incidence, prevalence, and years lived with disability for 328 diseases and i…

女性向けのアワード

STEM分野の女性研究者を増やすためのアワードがあるそうです。へーそんなの募集してたんですねーって感じです。まだ候補者のリストが出ている段階で、最終的な受賞者は10月に決定される層。サイエンス・エンジェルもこれ、プロジェクトのほうはアサインできた…

ドイツで一部ジャーナルが閲覧できない

いやあ、エルゼビアもあきらめて料金下げてくれればいいのに・・・。そして日本も他国に乗じてこういう交渉して、そういうところから削れる支出を削っていけばいいのに・・・。まあ日本についてはどのみち無理な話で絶対そんな交渉のテーブルなんてのりそう…

アルコール乱用防止のプログラム

中学生に対してアルコールの乱用や虐待の防止プログラムを行って、高校になったらどうなっているのか追跡した研究。親向けにもちゃんとプログラムやっているよう。結果として介入により、生徒のアルコール障害、ベースラインでアルコール摂取をしていた者の…

世界の肥満者推移

小児や青年期のBMIの増加は、高所得国では頭打ちになっているものの、アジアの一部では加速しており、成人の傾向とは相関しない、との結論なんですが、なんかもう、地球重くなりすぎじゃん・・・としか思えないグラフや地図の数々です。今のところ、インドの…

医療サービスの質の各国比較

HAQ indexを用いた、医療サービスの質の各国比較。日本は11位で、1位はアンドラ公国。そのほかはアイスランド→スイス→スウェーデン→ノルウェイ→オーストラリア→フィンランド→スペイン→オランダ→ルクセンブルグ。多くの国で1995年と比較して改善していたが、…

東アジアのスター研究者

どういう理由で彼、彼女らが選出されているのかわからないけど、日本からはいないです・・・・悲しいな。そして10人中6人が女性!名前のあとについている肩書き?呼び名?みたいなのもなんか面白かったです。「Metal maestro」とかかっこいい!いつか自分が…

n-3系脂肪酸サプリメントの摂取とドライアイ

中等度~重度のドライアイ患者にn-3系脂肪酸のサプリメント1年飲んでもらったけど症状の改善はなかった模様・・・。n-3系脂肪酸とドライアイなんてなんか関連言われていたっけ?と思ったら、コホート研究で食事中の脂肪酸量とドライアイ症状が関連していた模…

アメリカ人の包装食品からのナトリウム摂取量の推移

包装食品(packaged foods)ってつまりは加工済みの食品だと思うんですが、そこから摂取するナトリウム量は減ってますよというお話。アメリカの栄養系の調査にしてはNHAINSではないんですよね。そこが珍しい。しかし、アメリカのナトリウム摂取量の平均って…

科学分野におけるセクハラ

このグラフのMedicineの割合、ダントツで高いんですけどそれは対象者数の問題なの・・・?Sexual harassment is rife in the sciences, finds landmark US study www.nature.com

高血圧による損失

上(収縮期血圧)が110-115でも健康損失があるという世界規模のデータ。まじか。そして日本は血圧関連のDALYは減ってるけど、死亡増えてるんですけど、なぜ。高血圧疾患罹患者は除外されているし、降圧剤飲んでて血圧下げてる人がまぎれてるってわけでもなさ…

飲酒・喫煙者の熱いお茶摂取と食道がんリスク

熱いお茶って食道がんリスクになるっていわれているんですが、同様に食道がんリスクになる飲酒、喫煙者ではどうなのよ、というお話。非喫煙かつ非飲酒で熱いお茶飲む人は関連ないのですが、少量飲酒者で熱いお茶飲む人はリスク上がってます。非喫煙者だけだ…

大気汚染・騒音と出生時体重

ロンドンの研究。こういう環境系の研究って、曝露要因の測定が結構面倒だったりするんですが、最近はチリ情報システム(Geographic Information System、GIS)のおかげで結構正確に測定できるようになってきたんじゃないのかなーという感じです。この研究で…

経口避妊薬の使用と乳がん罹患

経口避妊薬の使用と乳がん罹患リスクについて、デンマークの約180万人を追跡したコホート。経口避妊薬を飲む期間が長いほど乳がんリスクが上がってます。このコホート対象者のうち3割近くが経口避妊薬使ってますが、日本だと使用者の数がべらぼうに少ないの…

科学における多様性のメリット

メリットって言うかベネフィットなんですけどね、原文は。私もある意味一律で、ある意味多様性に富む集団でイベント企画したりすることがかなりありました(まだ現在進行形、かなあ)が、多様性に富む集団で企画運営するとどういうことが起こるかっていうと…